2023アジア女子クラブ選手権大会（ベトナム・ビンフック）に日本代表として出場している久光スプリングスは、5-9位決定戦となるプールEの第２戦でフブスグル エルチムバレーボールクラブ（モンゴル）と対戦し、3-0（25-15, 25-7, 25-8）のストレートで勝利しました。これで久光は5-9位決定戦２連勝となりました。
　次は、本日（日本時間5/2（火）15:30）にアルタイVC（カザフスタン）との試合に臨みます。
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【プールE（5-9位決定戦）】
 5月1日（月）10:30（日本時間12:30）　ビンフック競技場（ベトナム）
 久光スプリングス　3（25-15, 25-7, 25-8）0　フブスグル エルチムバレーボールクラブ（モンゴル）


【戦評】

本日の対戦相手はBグループ第4位のフブスグル エルチムバレーボールクラブ（モンゴル）。リベロを白澤に代えて挑んだ1戦となった。

第１セット

久光は出だしこそ相手のツーアタック、ブロックで点を取られるが、1-4で1回目のタイムアウトをとり悪い流れを止める。その後は落ち着きを取り戻し、今大会重点を置いているサーブで攻め続け相手を崩すと、ブロックで仕留め逆転に成功する。1回目のテクニカルタイムアウトは8-7とリードで迎えます。流れは久光に傾き、モンゴルもタイムアウト、選手交代で流れを変えようとするが、中島の技ありのフェイントなどで徐々に引き離し16-12で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。更に久光の多彩なコンビバレーで点差は開き22-14でモンゴルが2回目のタイムアウトをとるが、久光は安定したリズムで得点を重ね25-15で第１セットをとる。

第２セット

第２セットは序盤から久光の強烈なスパイクがモンゴルのコートに決まる。1回目のテクニカルタイムアウトは8-3とリードで迎える。その後も北窓の連続サービスエース等で得点すると相手に攻撃する隙を与えず、13-4でモンゴルが1回目のタイムアウトをとる。それでも久光の勢いは止まらずこのセット3本目の北窓のサービスエースで16-4と大量リードで2回目のテクニカルタイムアウトとなる。要所でバックアタックを入れ相手ブロックを翻弄すると、更に点差は開き21-6でモンゴルが2回目のタイムアウトをとる。モンゴルも時間差攻撃で応戦するが、久光が高さのあるブロック、スパイクで連続得点をとり25-7でこのセットを連取する。

第３セット

第3セットも久光の勢いは緩まることなくモンゴルを苦しめ8-3で１回目のテクニカルタイムアウトとなる。その後も中島、北窓のインナースパイクが次々と決まる。モンゴルも粘りあるプレーを見せるが、久光も拾い負けず、長いラリーをものにすると、16-6の久光リードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。タイムアウト明けもサーブが走り、フェイントで相手を動かすなど、終始、久光のリズムで8連続得点を挙げ、攻めの姿勢で久光らしいコンビバレーを展開する。最後はモンゴルのサーブミスで25-8となり第3セットも久光が取る。

この試合の結果久光スプリングスは3勝2敗となりました。次戦はアジアクラブ最終戦、5位をかけてカザフスタンと戦います。

【試合後コメント】

酒井 新悟監督

「今日も前戦に引き続きアタック決定率は良かったが、まだまだ一本目のパスの質や二本目の繋ぎのトスの正確性、そしてコンビ自体の精度を上げていきたい。明日は大会最終日、高さのあるカザフスタンとの試合になるが、このグループでの集大成としてしっかり戦いたい。」

白澤　明香里選手

「昨日と今日の試合は、相手よりも自分たちに目を向けて挑んだ。このチームはまだまだ成長過程なので、ミスを恐れず思い切りプレーできる声掛けをしていきたい。最終日も全員バレーで頑張ります。」

中島　咲愛選手

「今日もサーブを強く打つことにフォーカスして試合に臨んだ。試合を優位に進められたことは良かったが、もっとボールの質を高めたり、改善できるところもあったので明日の試合では修正していく。明日も応援よろしくお願いします！」

【プールE（5位-9位決定戦）】4/30-5/2（5/1終了現在）

【予選プールA】4/26-29

【久光スプリングスの今後の試合スケジュール】
プールE（5-9決定戦）
5月2日（火）13:30（日本時間15:30）　対　アルタイバレーボールクラブ（カザフスタン）