４月30日（日）、2023アジア女子クラブ選手権大会（ベトナム・ビンフック）に日本代表として出場している久光スプリングスは、5-9決定戦のプールEの初戦で協興バレーボールチーム（香港）に3-0（25-9, 25-9, 25-15）のストレートで勝利しました。5-9位決定戦での上位争いに向けて好スタートを切りました。
　次は、本日（日本時間5/1（月）12:30）にフブスグル エルチムバレーボールクラブ（モンゴル）との試合に臨みます。試合の映像配信はありませんが、結果をこのファンサイトにてお伝えします。

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【プールE（5-9位決定戦）】
 4月30日（日）10:30（日本時間12:30）　ビンフック競技場（ベトナム）
 久光スプリングス　3（25-9, 25-9, 25-15）0　協興バレーボールチーム（香港）

【戦評】

5-9位決定戦、最初の相手はBグループ5位の香港チームです。

第1セット
序盤から久光らしい高さのある攻撃で攻め、リードします。香港は手も足も出ず、6-1で1回目のタイムアウトをとりますが、北窓の4連続得点などで最初のテクニカルタイムアウトは8-2と久光の大量リードのまま迎えます。香港も選手交代などでリズムに乗ろうとしますが、久光の鋭いスパイクがコートに次々と決まり16-7で2回目のテクニカルタイムアウトとなります。その後もサーブで攻め続け相手を崩すと、チャンスから久光らしいコンビバレーがさく裂します。堪らず香港が19-7で２回目のタイムアウトをとりますが、久光の流れはとまらず、最後は今大会初スタメンの白澤がクロスに鋭角のスパイクを決め、25-9で第１セットをとります。

第2セット
2セット目も久光の勢いは止まることなく、北窓のスパイク、荒木のブロックなどで大量得点をとり8-2で１回目のテクニカルタイムアウトを迎えます。その後も力強いサーブで相手に攻撃する隙を与えません。16-6で2回目のテクニカルタイムアウトとなります。香港も１セット目同様メンバーを替え、タイムアウトなどでリズムを作ろうとしますが、久光の攻撃は緩まることなく香港を追い詰めます。更に各スパイカーが決める場面でしっかりと決め得点を重ね、25-9で2セット目を連取します。

第3セット
第3セットは香港も粘りを見せ、久光の攻撃をレシーブで繋ぎ、ブロックで食らいついてきます。しかし、久光も持ち前の粘り強さで応戦し、多彩な攻撃で相手を翻弄します。8-4で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えます。その後相手ミドルの攻撃が決まり始めますが、焦らず攻撃の幅を活かして久光も着実に得点していきます。気づけば点差は開き16-9で2回目のテクニカルタイムアウトとなります。2枚替えで入った万代と吉武がサーブ、スパイクで更にチームを勢いづけます。終盤はサーブミスが続き相手に点を与える場面もありましたが、最後はしっかりと北窓がスパイクを決め25-15で第3セットをとり、3-0で勝利しました。

明日の対戦相手はＢグループ4位のモンゴルとの対戦となります。アジアクラブ大会も残すところ後2戦となりました。1戦ずつ成長していけるように最後までチーム全員で戦っていきますので、引き続き熱い声援をよろしくお願いします。

【試合後コメント】

酒井新悟監督
「今日はサーブを強く打つ事やコンビのバリエーションをもって積極的に攻める事にフォーカスして試合に臨んだ。その中で今大会初スタメンの栄と白澤の二人がチームの柱となり若い選手達を後押ししてくれた。明日もオフェンス面でセンターラインを軸に全員で攻める事ができるようにトライさせたい。」

荒木彩花 選手
「まずは順位決定戦の初戦、勝つ事が出来て良かった。その中でも1.2セット目は良い形で取る事が出来たが、3セット目は自分たちのミスが多く目立ったセットだった。相手がどう出てくるか分からない場面で自分たちのバレーをいかにすぐ展開出来るかが鍵になると思う。残り2試合もしっかりと詰めて取っていきたい。」

深澤めぐみ 選手
「いつも日本からたくさんのご声援ありがとうございます。現地に足を運んでくださるファンの方もいてすごく嬉しく感じています。この一戦はサーブで攻めようとチームで挑みました。ミスもありましたが、これからの試合もサーブで攻めることをベースに戦って行きたいと思います。明日も応援よろしくお願いします。」

【プールE（5-9決定戦）】4/30-5/2

【予選プールA】4/26-29

【久光スプリングスの今後の試合スケジュール】
プールE（5-9決定戦）
5月1日（月）10:30（日本時間12:30）　対　フブスグル エルチムバレーボールクラブ（モンゴル）
5月2日（火）13:30（日本時間15:30）　対　アルタイバレーボールクラブ（カザフスタン）

　

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