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【V1男子】V.FINAL STAGE 見どころ(4/17)

コラム

2022.04.13

4/17 見どころ/V1男子


※大会日程、会場は変更になる可能性があります。

最新の情報は、チームのHP、ならびにVリーグ機構オフィシャルサイトなどでご確認下さい。

 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MENは、いよいよ残すところファイナル第2戦のみとなった。今週末の17日(日)、千葉ポートアリーナ(千葉市)で、ついに今シーズンのVリーグ王者が決定する。

 ファイナルに臨むのは、V・レギュラーラウンド優勝のウルフドッグス名古屋(279敗)と、同2位のサントリーサンバーズ(279敗)。サントリーは9日(土)に行われたファイナル3で、V・レギュラーラウンド3位のパナソニックパンサーズを、ゴールデンセットにもつれる大接戦の末に破ってファイナルに進出した。

 

 今季のレギュラーラウンドでは、WD名古屋がサントリーに31敗と勝ち越している。10日(日)に行われたファイナル第1戦は、WD名古屋がセットカウント3-0で勝利した。WD名古屋は、強化してきたサーブが今シーズン終盤戦から機能し続けている。ストロングサーブだけでなく、ショートサーブなど状況に応じた多彩なサーブを的確に打ち分ける練習をしてきており、それが効果を発揮している。ファイナル第1戦でも8本のサービスエースを奪った。サントリーも強力なサーブで応戦したが、WD名古屋は、2年連続でサーブレシーブ成功率1位のリベロ・小川智大が中心になってサーブレシーブをコントロールし、大崩れしなかった。攻撃面でも、主将でオポジットのクレク・バルトシュが67.9%という高いスパイク決定率を残したのを筆頭に、スパイカー陣がそろって高い決定率を残した。

 

 一方のサントリーは、前日にパナソニックとのファイナル3 で、フルセットとゴールデンセットの計6セット戦った疲労が残っていたことは否めなかった。ファイナル第2戦に向け、サーブでプレッシャーをかけ、堅いブロックディフェンスから、得点力の高いオポジットのムセルスキー,ドミトリーやアウトサイドヒッターの柳田将洋を中心にブレイクを奪うという得意のパターンに持ち込めるかどうか。サーブの狙いどころやWD名古屋の攻撃に対するブロックディフェンスをどう修正してくるのか見ものだ。

 ファイナル第2戦にサントリーが勝利し、11敗となった場合は、ゴールデンセットが実施され、勝敗を決する。

 サントリーが連覇を果たすのか、WD名古屋が6年ぶり二度目(前身の豊田合成トレフェルサからの成績含む)の頂点に立つのか。今季の集大成がぶつかり合う熱戦がまもなく始まる。

 
 


<前試合の振り返り>





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