3/12-3/13 見どころ／V1男子

※新型コロナウイルス感染症の影響により、大会日程、会場は変更になる可能性があります。

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まだまだ分からない上位の順位争い

　2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MENは、V・ファイナルステージ進出争いが山場を迎えている。今週末の3月12日（土）、13日（日）は5会場で10試合が行われる予定だったが、エントリオ（愛知県稲沢市）でのウルフドッグス名古屋対堺ブレイザーズ戦、ジェイテクトアリーナ奈良（奈良県橿原市）でのジェイテクトSTINGS対VC長野トライデンツ戦の中止が決まっている。

　先週末の試合では、21勝目を挙げた堺（21勝8敗）が、試合がなかったサントリーサンバーズ（21勝5敗）をポイント数で上回り首位に立った。3位対4位の直接対決となった東レアローズ（20勝10敗）とパナソニックパンサーズ（18勝10敗）の試合は1勝1敗と星を分け、V・ファイナルステージ進出争いはまだまだもつれそうだ。

　今週末も白熱した試合が期待される。パナソニックアリーナ（大阪府枚方市）では、パナソニックの今季最後のホームゲームが行われ、2位サントリーと対戦する。パナソニックは堺、東レに痛い3連敗を喫したが、3月6日（日）の試合では、持ち前のサーブ力で主導権を握り東レに勝利。V・ファイナルステージ進出争いに踏みとどまった。一方のサントリーは試合中止が相次ぎ、この1ヵ月は2試合しか行なっていないため、試合勘やコンディションの調整は難しさもありそうだ。

　

　墨田区総合体育館（東京都）では、ホームのFC東京（8位・8勝17敗）が、3位の東レを迎え撃つ。東レはアウトサイドの富田将馬が攻守の柱となり、1年目のセッター真子康佑とミドルブロッカー西本圭吾が絶妙なコンビを見せるなど若い力が躍動している。FC東京はホームゲームの熱気も力に変えて、東レの勢いを跳ね返したいところだ。

　

　JTサンダーズ広島（7位・12勝16敗）は、ホーム・ジップアリーナ岡山（岡山市）で大分三好ヴァイセアドラー（9位・5勝22敗）と対戦する。JT広島は1年目のアウトサイド坂下純也が今シーズンレギュラーをつかみ、攻守の中心となってチームを支えている。先週のVC長野戦では、同じく1年目の新井雄大がその対角に入り、勝利を勝ち取った。コロナ禍からの復帰戦となる大分三好も、1年目のアウトサイド藤原奨太、ミドルブロッカー安部翔大などが活躍しており、若い力を糧に勝利を目指す。

  <前試合の振り返り>

パナソニック vs 東レ　VC長野 vs JT広島

＜3月6日現在の順位＞


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【コラム】V1男子今週の見どころ（3/5-3/6）