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【V1男子】今週の見どころ(10/30-10/31)

コラム

2021.10.27

10/30-10/31 見どころ/V1男子


新キャプテンたちの活躍にも注目!

 開幕2週を終え、10チームがそれぞれ4試合を終えた時点で、V.LEAGUE DIVISION1 MENからは全勝チームがなくなってしまった。3勝1敗が半数の5チームの大混戦。いったいどこが抜け出すことになるのか、戦況を判断するにはまだしばらく推移を見守る必要がある。

 ポイント、セット率による現在の上位から順に見ていくと、1位のパナソニックパンサーズ、2位の堺ブレイザーズ、3位のウルフドッグス名古屋までは今季、長身の新キャプテンが就任したチームという点で共通している。それぞれ山内晶大204㎝)、出耒田敬200㎝)、クレク,バルトシュ205㎝)という名手たちがプレーに限らず持ち味を発揮。上位としての足場をこれから固めていけるのか、注目の戦いが続く。
 今週末、パナソニックは鳥取県立米子産業体育館(米子市)でJTサンダーズ広島(2勝2敗)と対戦。JT広島のキャプテン小野寺太志も、今季新たに就任したばかりである。堺は日本製鉄堺体育館で新キャプテンの司令塔・椿芽久が率いるVC長野トライデンツ(4敗)とホームゲームを戦う。WD名古屋は先週に続いてエントリオ(愛知県稲沢市)でホームゲーム。対するFC東京(4敗)は決定力の高いクイックが持ち味の栗山英之が新キャプテンに就任し、すでにフルセットを3回経験している。壁を破って初勝利を手にすることができるだろうか?
   

 
 そのほか新キャプテンは東レアローズ(22敗)にも誕生している。日本代表のセッター藤井直伸は闘志も十分。今週は宮崎県体育館(宮崎市)で大分三好ヴァイセアドラー(1勝3敗)に挑む。大分三好の久保田雅人も、新たにキャプテンとしてチームを引っ張っており、今季はここまで紹介した8チームで新キャプテンがプレーしていることになる。

  

 昨季以前からキャプテンを務めるのは4位ジェイテクトSTINGS(3勝1敗)の本間隆太と、5位サントリーサンバーズ(3勝1敗)の大宅真樹。大宅がキャプテンとなったのは昨季からで、本間は2019-20シーズンからということもあり、フレッシュなキャプテンが多いリーグとなっている。

 各チームのキャプテンが務めるポジションの内訳はミドルブロッカー4人、セッター3人、リベロ2人にオポジットが1人で、アウトサイドヒッターのキャプテンはいない。各選手がチーム内でどのような振る舞いを見せているのか、試合会場での様子をチェックしてみるのも一つ興味深いポイントと言えるだろう。




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