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<V.LEAGUE 見どころ> JTサンダーズ、ファイナル6進出なるか

公式

2019.01.30

【DIVISION1 MEN】

 

 

V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)レギュラーラウンドは、先週3レグがスタートした。松本大会でジェイテクトSTINGS、FC東京に勝利し、連勝を8に伸ばした首位のパナソニックパンサーズが、54ポイントを獲得し、V・ファイナルステージ ファイナル6(以下、ファイナル6)へ一番乗りを果たした。


一方で、6位争いは激しさを増している。前週は7位の堺ブレイザーズが、好調だった5位東レアローズにセットカウント3-0で勝利。東レはジェイテクトと入れ替わって6位となり、7位堺は6位との差を3ポイントに縮めた。
その堺は、今週末に地元堺市の金岡公園体育館でホームゲームを開催する。今週もファイナル6入りを争う5位ジェイテクトとの直接対決を控えており、正念場となる。堺大会には他に6位東レ、8位FC東京も参戦。5〜8位が揃う堺大会は、ファイナル6争いの一つの山場になりそうだ。
一方、先週1勝1敗で3位に後退したサントリーサンバーズがホームゲームを開催する熊本には、1位パナソニック、2位JTサンダーズ、10位VC長野トライデンツが集結する。JTは昨年末の天皇杯全日本バレーボール選手権大会で優勝し、その後のリーグでも7連勝中と絶好調。前衛にエドガー,トーマス、劉力賓、小野寺太志という2メートル級の3人が並ぶローテーションで、セッターの深津旭弘がサーブで揺さぶり、高い3枚のブロックで仕留めて連続得点を奪うのが勝ちパターン。首位パナソニックにもそのパターンが機能するのか注目だ。その1、2位対決に加え、パナソニック対サントリーの1、3位対決もあり、レベルの高い好ゲームが期待できる。
V1男子のもう一会場は4位の豊田合成トレフェルサのホームゲームが開催される刈谷市総合運動公園体育館。1月27日のサントリー戦ではオポジットのイゴール,オムルチェンの代わりに起用された山田脩造や、同じく途中出場の高松卓矢が流れを変え、2セット先取されてからの逆転勝利をおさめた。今週末の9位大分三好ヴァイセアドラー戦で連勝を狙い、上位を猛追する。

 

 

 

【DIVISION2 MEN】

 

 

V.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2男子)では、先週開幕から11戦全勝で首位を走っていたトヨタ自動車サンホークスが、6位きんでんトリニティーブリッツ、5位埼玉アザレアに2連敗するという波乱があり、ついに連勝がストップした。それにより、ポイントで上回った富士通カワサキレッドスピリッツが首位に浮上し、トヨタ自動車は2位に後退した。
今週末、きんでんのホームゲームとして開催される和歌山大会には、富士通、トヨタ自動車、埼玉アザレア、7位つくばユナイテッドSun GAIAが集結し、富士通対トヨタ自動車の1、2位対決が実現する。2チームのポイント差はわずか2ポイントだけに、今週、トヨタ自動車が再び首位を取り戻すのか、注目だ。
また武蔵野大会では3位の警視庁フォートファイターズがホームゲームを開催。4位大同特殊鋼レッドスター、8位長野GaRons、9位東京ヴェルディが熱い戦いを繰り広げる

 

 

 

【DIVISION3 MEN】

 

 

V.LEAGUE DIVISION3 MEN(V3男子)では、3位の近畿クラブスフィーダが地元でホームゲームを開催する。現在首位のヴィアティン三重、5位東京トヨペットグリーンスパークル、6位兵庫デルフィーノが集結。前週まで10戦してまだ勝ち星がなく最下位だった東京トヨペットは、前週の明石大会で奈良ドリーマーズから嬉しい初勝利を挙げ1064日ぶりの長いトンネルを抜けると、翌日の兵庫戦にも勝利し、2連勝で最下位を脱出した。その勢いで今週は3位の近畿クラブ、そして首位の三重に挑む。