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【レポート】東レがストレート勝ちで先勝!~V・ファイナルステージ 男子ファイナル(3/18)~

試合

2017.03.18

2016/17V・プレミアリーグ  V・ファイナルステージは3月18日(土)、東京体育館にて男子ファイナルの第1日目が開催されました。2試合制で頂点を決める今シーズンのファイナル第1戦は、東レアローズがストレートで豊田合成トレフェルサを下して、先勝しました。



<V・プレミアリーグ男子 ファイナル>
東レアローズ 3(25-23・25-20・30-28)0 豊田合成トレフェルサ

先にリズムをつかんだのは豊田合成です。イゴール,オムルチェンにボールを集め、さらに高松卓矢が前週のファイナル3より調子を上げ、強烈なスパイクを打ち込みます。東レもジョルジェフ,ニコラを中心に一歩も譲らず、終盤までシーソーゲームになりますが、東レはセットポイントをジョルジェフのスパイクでしっかりと取りきり、25-23で第1セットを先取しました。

第2セットも東レが波に乗ります。豊田合成も序盤にイゴールと高松の連続ブロックが出ますが、東レは常に先手を取ってリードを許しません。中盤に豊田合成が追いつきますが、東レはしっかりとサイドアウトを奪って主導権を譲らず。25-20で東レが連取しました。

第3セット、豊田合成はスパイクやサーブでミスも重なり、なかなかペースをつかめずに、東レに引き離されます。東レは持ち前の堅いサーブレシーブからセッター藤井直伸も堅実にトスを供給し、ジョルジェフや鈴木悠二が得点を重ねます。終盤は、豊田合成が山田脩造やイゴールが奮起して20点前後から追い上げてデュースへ持ち込みますが、東レがしっかりと決めきり、30-28で取って勝利。ストレート勝ちでファイナル1戦目を先勝しました。

これで東レが1勝となり、翌日のグランドファイナルで東レが再び勝てば東レのシーズン優勝が確定。逆にセットカウントに関係なく豊田合成が勝利すれば、試合終了後にゴールデンセット(優勝チームを決める25点制の1セットマッチ)が行われます。




選手コメント
■東レアローズ 鈴木悠二 選手
「最初は堅さもあったし、ゲーム勘もなかったので、入りはイマイチでしたが、だんだんとリズムが出てきて、サーブでしっかり相手を崩して戦えたことはすごくよかったと思います。最後勝ちきれましたが、緩んだというか、よくないところが出たので、そこは修正して明日に臨みたいと思います。」




■豊田合成トレフェルサ 古賀幸一郎 選手
「3-0で負けても3-2で負けても結果的には同じ一敗になるのは間違いないですし、ポジティブに考えていけば先週も同じような状況からゴールデンセットを経験していますので、いい意味でチームは切り替えていると思います。今日の試合はいい部分と悪い部分が両方出たと思うので、よりいい部分をたくさん出せるようにがんばっていきたいと思います。」