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Vリーグプレーヤーズミーティング

公式

2014.09.23

  Vリーグ機構は昨シーズン、名称を変更して20年目の節目を迎えました。21年目の今シーズンは改革をバネにステップアップし、リーグとして解決すべき問題点を解消していく必要性があります。そのためにはVリーグの「顔」である選手一人一人がリーグを含めたバレーボール界の現状を把握し、解決のために今、何ができるかを考えていきたいと考えました。そこで所属各チームから代表者を集め、「Vリーグプレーヤーズミーティング」として研修会を開催しました。
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\n■期日:2014年9月20日(土)、21日(日)一泊2日
\n■場所:神奈川県川崎市 川崎商工会議所 会議室
\n■参加選手 Vリーグ(プレミアリーグ・チャレンジリーグ)チーム選手各1名
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\n■研修内容
\n●第1日目/9月20日(土)
\nVリーグプレーヤーズミーティング開催にあたって
\n木村憲治Vリーグ機構代表理事会長
\nこの研修会の主旨を説明するとともに、バレーボール界の現状を説明・周知しました。
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\nアイスブレーキング(他己紹介)
\nそれぞれの班の中でペアを作り、他己紹介形式で紹介しました。
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\nVリーグ機構について

\nVリーグ事務局から「Vリーグ機構の組織」「Vリーグの組織決定方法」「事務局の仕事の内容」などを説明しました。
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\n選手に対する意識調査

\n佐藤直司Vリーグ機構理事
\nVリーグ機構が抱える課題についての選手の意見を質問形式で出してもらい、共有しました。
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\nパネルディスカッション(キャリアデザインについて)

\nパネリスト
\n稲葉(旧姓・松下)晃子氏(元ユニチカ)
\n大竹秀之氏(元NECブルーロケッツ)
\n岡野弘子氏(元岡山シーガルズ)

\nVリーグのOB・OGの方にご登場いただき、引退後の身の振り方や仕事などの取り組み方、考え方などをパネルディスカッション形式にて行いました。
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稲葉(旧姓・松下) 晃子 
\nカリフォルニア州立大学卒。 1981年ユニチカに入社。 1986年にはキャプテンとして国内大会、国際交流試合等に参加し日本リーグ(現・Vリーグ) 、黒鷲旗全日本大会でベスト6賞など受賞。1989年、全日本選手としてワールドカップに出場。選手を引退後、単身渡米。 在学中より日米でアスリートのトレーニング指導を展開する。背骨の生理湾曲が体の様々なコンディショニングに関係していることに着目し、自然な生理湾曲を取り戻すコアヌードルを開発。現在は舌の動きと連動させた体幹トレーニングを口腔医療分野と推し進めている。また、アスリートのセカンドキャリアの開拓にも取り組み、起業家として様々なビジネスモデルの構築を目指している。
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\n大竹 秀之
\n7月16日、神奈川県生まれ。法政大二高校時代に、春高バレーで準優勝。法政大学に進学すると、リーグ戦で4回ブロック賞を獲得するなど、数々のタイトルを獲得。国際大会でも、全日本ジュニアやユニバーシアードで活躍し、大学4年で全日本入り。卒業後はNECに入社する。日本リーグ(現・Vリーグ)では、優勝3回、ベスト6・4回、全日本選手権では、優勝5回、最高殊勲選手賞1回、ベスト6・3回と活躍。全日本ではバルセロナ五輪出場をはじめ、ワールドカップ4回、世界選手権3回に出場する。2001年に現役を引退し、NEC男子コーチ、2007年からは全日本男子コーチに就任し、北京オリンピック出場権獲得に貢献。現在、公益財団法人日本バレーボール協会発掘育成委員会委員。
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\n岡野 弘子
\n5月25日、大阪府生まれ。両親、姉の影響で小学校3年次よりバレーを始める。中学まではスパイカーだったが、大阪国際滝井高校入学と同時にセッターへと転向。高校2年の春高バレーで主将兼セッターとして優勝に貢献する。高校卒業後は、東芝シーガルズ(当時)に入社するが、1999年にチームが休部。その後、クラブチームへと母体を変え、新たなスタートを切る。2009年には全日本メンバーに選出されワールドグランプリ、アジア選手権などに出場。Vリーグでは、歴代2位となる363試合に出場し、2012/13シーズンでは、主将としてクラブチーム史上最高位の3位へとチームを導いた。その年のシーズン終了後、現役を引退。現在は筑波大学社会人大学院でスポーツマネジメントなどを学んでいる。
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川崎フロンターレvsFC東京視察(等々力陸上競技場)
\n「多摩川クラシコ」と呼ばれるJリーグの川崎フロンターレ対FC東京の試合を視察。試合観戦はもちろん、運営の仕方やイベントなどを見学しました。
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●第2日目/9月21日(日)
\nJリーグ視察を終えてのディスカッション
\n 前日のJリーグを視察した結果を、グループごとにまとめて発表。Vリーグの大会運営やチームができるイベントに参考になるような話し合いを行いました。
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\nバスケットボールにおけるファンサービスについて
\n竹田 謙氏(NBL選手、元一般社団法人日本バスケットボール選手会副会長)
\n 元NBLの選手で、過去にNBL選手会の副会長も務めた竹田氏をお招きし、クラブチームの運営方法、NBL選手会の活動内容をご講演いただきました。
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竹田 謙 
\n1978年生まれ。国学院久我山高校卒業後、青山学院大学に入学。4年時には副キャプテンとしてインカレ初優勝を含む3冠。その後東京海上に入社。2002年にプロに転向し新潟アルビレックスに入団。2005年に福岡レッドファルコンズ、2006年にパナソニックを経て、2008年にリンク栃木ブレックスに移籍。2009年には30歳で日本代表に初選出。日本代表では3年間プレーし、2010年にはJBL優勝も経験。2014年にはキャプテンを務め、トップリーグ300試合連続出場を達成。同年現役を引退。2013年度に発足した一般社団法人日本バスケットボール選手会では副会長を務めた。
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\nグループワーク
\nグループごとに3つのテーマに分かれ、選手自らがそのテーマに沿って何ができるかを話し合い、発表を行いました。
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\n弱さを強さに変えるモチベーション
\n中野友加里氏(元・フィギアスケート選手)
\n 元フィギアスケート選手の中野さんを講師としてお招きし、「弱さを強さに変えるモチベーション」と題して講演いただきました。現役時代の経験を基に、競技に臨む考え方やモチベーションの保ち方をお話しいただきました。
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中野 友加里 
\n8月25日、愛知県生まれ。元フィギュアスケート選手(女子シングル)。早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了。6歳からフィギュアスケートを始め、高校卒業まで名古屋のグランプリ東海クラブに所属。ジュニア時代から多くの大会で入賞を果たす。2005年のグランプリファイナルで3位に入賞すると、同年NHK杯で優勝、2006年には四大陸選手権で準優勝、2008年世界選手権4位と数多くの大会で活躍した。2010年に競技生活を退き、同年より株式会社フジテレビジョンの社員となる。現在、スポーツ局に勤務。フィギュアスケートの大会や番組では、MC・レポーター・解説としても活躍している。
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総括
\n木村憲治Vリーグ機構代表理事会長
\n木村会長から研修会の総括をいただき、2日間の研修会の日程を終了いたしました。

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