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2015日韓V.LEAGUE TOP MATCH 女子 IBK企業銀行アルトス対NECレッドロケッツ戦 レビュー

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2015.04.20

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\n■2015日韓V.LEAGUE TOP MATCH 女子 
\n IBK企業銀行アルトス対NECレッドロケッツ戦 レビュー
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\n  日韓の女王となるのはどちらのチームか。
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\n 10シーズンぶりにV・プレミアリーグを制したNECレッドロケッツと、2年ぶり2回目の優勝を遂げたIBK企業銀行アルトス。日韓の激戦を制してからわずか1週間、今度は東アジアの頂点を賭け、両チームが激突した。
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 秋山と山口、2人のセッターがそれぞれの持ち味を発揮し、多彩な攻撃を展開するNECに対し、韓国ナショナルチームのセッターで、リーグMVPも受賞したキム,サニが軸となったIBK企業銀行はどんな攻撃を展開するのか。セッター対決にも注目が集まる一戦だったが、リーグ中のケガが回復せず、残念ながらキム,サニは欠場。さらに代わって入る予定だった選手も練習中に負傷するなどアクシデントが続き、出場したのは3番手のセッター、キム,ハギョン。イ,ジョンチョル監督が「複雑な攻撃ではなく、オーソドックスな攻撃を展開することしかできない」と話したように、試合の立ち上がりは、守備、攻撃面で連携が取れずにミスが続き、完全にNECが主導権を握る。
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 中でも光ったのは、NECの19歳、柳田だ。168㎝と小柄だが、日本のV・プレミアリーグでも発揮してきた抜群の跳躍力と攻撃力を随所で見せ、サーブでも立て続けにサービスエースを取る活躍ぶりに、ホームのIBK企業銀行の応援席からも歓声が起こるほど。「若さを出して、思い切りプレーしようと思った」という柳田の活躍で、NECが1、2セットを難なく連取。セットカウント2-0と、リードして第3セットを迎えた。
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 ここまでの1、2セットと同様に、NECは柳田、近江、白垣といったサイド陣に加え、島村、大野のミドルブロッカーもスパイク、ブロックで得点し、順調に得点を重ねる。しかし後のないIBK企業銀行もサーブで応戦。NEC・山田監督が「試合前から警戒していたし、実際に対戦して、非常に素晴らしい選手だと改めて思った」と言うキムヒジンのサーブ、スパイクが次々決まり、12-11とIBK企業銀行がリードを奪い、会場も一気にヒートアップする。競り合いが続く中、IBK企業銀行はキム,ヒジンだけでなく、元アメリカ代表のデスティニーが高い打点からのスパイクを決め23-22とリードして終盤へ。このセットはIBK企業銀行が取り返すかと思われたが、NECは途中交代の古賀の安定したサーブレシーブから近江、柳田、さらには古賀が決め24-23と逆転でマッチポイントに到達すると、最後は島村がデスティニーのバックアタックをブロックし、25-23。3-0のストレート勝ちでNECが勝利し、初出場の日韓V.LEAGUE TOP MATCHを制した。
\n 試合後、イ,ジョンチョル監督は「この敗戦で1週間前の歓喜もすべて台無しにしてしまった」と肩を落としたが、「ケガ人が多く出る中、この試合でケガ人を出すことなく終わることができたのはよかった」と安堵した。一方勝利した山田監督は「キム,ヒジン選手のようにミドル、ライト、レフトといかなるポジションからも攻撃できる選手を見習い、自分たちも勉強して取り入れている」と相手チームに対しての賛辞を述べた後、「NECというチームで外国のチームと公式戦で戦ったことはない。この経験値を持って帰れるということだけでなく、ナショナルチームには選ばれていない、身長の低い選手でもこんなにいい選手がいるんだぞ、という姿を見せられたことはとても大きな収穫」と満足そうに微笑んだ。
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